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帰省 気が重い 憂うつ 親との関係 実家との距離 をどうしていくか

帰省 気が重い 憂うつ 親との関係 実家との距離 をどうしていくか

看護師・心理カウンセラーの渡辺由紀子です。

帰省が気が重い、と言う方はいくらでもいらっしゃいます。

表だった理由はさまざまで、交通費の負担だったりお年玉の負担だったりすることもあります。
どちらかと言うと彼や彼女と一緒の時間を過ごす方を優先したいといった事なら、若い方の気持ちとしては、珍しい事ではないでしょうが、親族の顔を見るのが嫌だ、親と関わるとまた何を言われるか分からないと言う方もいらっしゃいます。

些細な理由をあげて、帰れないと言う方は、それが原因で帰れないのではなく、そんな事をクリアーするもの面倒な位、実家が魅力のない場所になっているのでしょう。

帰りたくないなら帰る必要がない、と言い切ってしまうとまた罪悪感のようなものを感じてそれはそれで辛いとおしゃる方もいらっしゃいます。

帰るか帰らないかを決めていく時、考えていただきたい事を考えてみました。

帰省を見合わせた方が良い時

まずメンタルに不調があって、それが帰省する事で悪化しそうな危うさを感じる方は帰省は控えた方が良いでしょう。

移動や環境が変わる事の負担もありますが、やはり大きいのは親との関係です。

親は心配しているのかもしれませんし、励ますつもりかもしれませんが、が状態や生活の様子、先の見通しなどを聞きたがるものです。

親との関係が取り立てて良くなくても、自分に余裕があれば、心配しなくていいよ大丈夫だから、といった対応はできると思います。

うるさいなぁ子供じゃないんだから!と言ってしまうにしても、親の言葉に反応して自分が何もできなくなってしまうといった事はないでしょう。

親にいろいろ詮索されると、ユウツな感じが増して休み明けに仕事に行けるかどうか自信がない、といった方はどんな理由をつけても帰省しない方をお勧めします。

親との関係が良い友人は、実家に甘えに帰れば良いと言うかもしれませんが、そんな関係ばかりではありません。
親に悪気はなくても、追いつめられるという事はあるのです。

口実は、体調がいまひとつで混んでいる時期に移動することに体が持ちそうにない、といったあたりが良いのではないでしょうか。

心配しているにしても、いろいろな詮索でこちらを追い詰めてくるような親に、細かいことを言う必要はありませんが、何かしら助けが必要な場面も出てくるかもしれません。

ベストな状態では無い事は言わせておいた方が良いようにも思います。

帰省するか悩ましい時

今の時点ではメンヘラとは思わないんだけれども、なんだかあまり親に会いたくないといった方は、会いたくない理由を言葉にしてみると良いと思います。

転職活動をしている最中で、しっかり決まったらちゃんと報告したいのだけれども、今の時点で口を入れられるのは嫌だ、と言った理由が出てきたら、親に対して仕事が決まったら顔見せるからと言ってみる。

そんなこと言わないで帰っておいで、と言われるかもしれませんが、自分の中で理由がはっきりしていれば、帰らない事への負い目はずっと少なくなります。
罪悪感を感じないんで、帰省しない方法選択するということができそうです。

理由らしい理由はあげられないんだけれども、なんだか親がうっとうしくてたまらない。
顔見たらまたコントロールされるようなことを言われそうだ。

これは若い方だけではなく、すでに自分の家庭を持って子供を育てているような方でも決して珍しくありません。

就職したばかりの年代ではなく、すでに結婚して、子供のいるような方でも、子供のしつけや進路などに口を挟まれてうっとうしくて仕方がないと言う方もおられます。

こんな時に、何を基準に帰るか帰らないかを考えたら良いか悩ましい所です。

私なりの経験から申し上げると、長期的にどうなっていきたいかというあたりが、ポイントのような気がします。

このままできるだけ距離を置いていきたいと考えるのか、どこかで親に自分の生き方を認めてもらいたいと思っているのか、といったあたりを吟味するのです。

後から変わる事は同然なので、先でうなりそうかは考慮する必要はありません。

親が弱ったら、少しいたわる気持になれるかもしれないし、このままかもしれない。
それでも、今は距離を縮める気持になれない。

そんな時には、無理に帰っても、良い時間を過ごす事はできません。

どこまで理解を得られるかはわからないけれど、私の生き方も認めて欲しい。
そんな気持が奥にあるのならば、喧嘩をして帰る事になっても帰省した方が良いと思います。

別所帯になると、距離はいくらでも置けます。
大喧嘩をしたわけではないけれど、実質絶縁のような状況は簡単におきるのです。

うまくやる自信はないけれど、うまくやっていきたいと思うなら、大人になったあなたの側から歩みよるのも良いのではないでしょうか。

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