不安に呑まれそうな時 おまじないを活用する 厄除けの効果
- 2020.05.08
- ストレスと向き合う メンタルヘルス・セルフケア
看護師・心理カウンセラーの渡辺由紀子と言います。
コロナ関連の報道で不安になる
といった方も多いと思います。
不安を煽っている側面があるから、
ワイドショーなどを見るのは控えましょうとか、
逆に正しい情報を得ましょうとか、
心の専門家の考えもいろいろです。
正しい情報を得て、
正しく対処すれば、
確かに感染のリスクは減るのですが、
もはや正し情報がどれなのか、わからなくなっているような時世。
手洗いやうがい
人と接する事を避けるなど、
基本的な対応をした上で、なお不安で落ち着かないような方に
私がお勧めしているのは、おまじないです。
トップの画像はアマビエ(甘海老ではありません)
半人半漁の妖怪ですが、
疫病を予言し、その写し絵は疫病を防ぐと言い伝えられているそうです。
このごろでは、厚生省も
アマビエをモチーフにしてアイコンを制作しています。
おまじないはおまじないで、
私も効果を保証できないのですが、
新型コロナウイルスそのものが、未知のもので、
まだ、全容が解明されていないのですから、
あえて未知のもので対応するのも良いのではないかと思います。
今日、スマホをみていたら、ヨゲンノトリというのも居るそうです。
昔は医療が進んでいなかったので、
探せばもっと、厄病除けの神様などみつかりそうな気がします。
おまじないの上手な使い方は、
おまじないと納得して使う事ではないかと思います。
助けて下さい!という気持ちはあっても、
追いすがられては、アマビエさんもヨゲンノトリさんも
負担が大きい事だと思います。
現実的に効果のある対処をきちんとしておく、
というのも、不安を軽減できる大きな要素です。
それでも、安心できないから、
ザワザワする。
そんな時にすがろうとするものに、
いったいどれくらいの効果があるのだろうと
突き詰めて考えると辛くなります。
ちょっと遊び心を持ちながら、
未知のものに謙虚であるようなスタンスでいたいものです。
医療の顔をしていても、
麻しんワクチンが効くとか、ビタミンDが効くとかも、
おまじないに毛がはえたくらいのものかもしれません。
そんな時は、害がないか、
本来の使用目的を脅かさないか、と
基準に選んでいくのが良いでしょう。
赤ちゃんから、麻しんワクチンを奪って使う事はしたくないけど、
日光でビタミンDが生成できていくらかでも重症化を防ぐ効果があるなら、
日光浴はしておこう
みたいな感じです。
日光浴は骨粗鬆症の予防にもなります。
真っ黒になるほど焼く必要はない。
手のひらぐらいの面積を数10分(細かい時間は失念)お日様に充てれば良いと
整形外科に勤務していたころ教わった覚えがあります。
不安に乗っ取られると、
免疫力は落ちるというのが、
一般的な考えです。
(それも信ぴょう性があるかを言うのは難しい事ですが)
おまじないかもしれないけど、
免疫力をあげる効果はあるだろうと、思って
アマビエさんを待ち受けにして、
早朝の散歩をするは意味のない事ではありません。
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